スタディサプリLIVEでのスピーチの後、青春基地の編集部員2名が菊川怜さんにインタビューすることができました!
中高一貫の女子校から東大、そして女優の道へと進み今は様々な仕事で活躍している菊川さん。一体、どんな高校生活だったのかに迫りました。
失敗を恐れず挑戦してみれば、進みたい方向や、やりたいことが見えてくるのかもしれません。
菊川怜さん
東京大学工学部建築学科卒業。大学在学時より始めていた芸能界の仕事を卒業後も続け、女優に。今は「とくダネ」のMCなど女優だけでなく様々な仕事に取組んでいる。
青春はまだまだ終わらない。
——菊川さんにとって青春とはどんなものでしたか?
私にとって青春ってなかったと思うんです。笑
青春ってなんなんだろう、って答えは未だにわからないです。今振り返れば、高校時代や大学時代、それから働き始めたころだって青春だった気もするし、今でも仕事で張り切っている瞬間はこれが遅れてきた青春なのかもって思ったりするんです。
たぶん心の持ちようなのでは?だって、自分の青春が終わったって思いたくないじゃないですか。
——なるほど、それでは高校生活で一番楽しかった思い出ってどんな時ですか?
仲のいい友達とくだらないことで笑ったり、当時流行っていたお笑い芸人の真似をしたり、廊下で水風船を当てあったり、そんな時間が楽しかったのを覚えています。
私、どちらかというと子どもよりで、あまり大人びていなかったんです。今思えば、なんであんなことがって思うこともあるけど、その時はすごくおもしろかった。だから文化祭とかわかりやすい出来事ではないんだけど、そんな日常が楽しかったですね。
高校時代の失敗はいくらでも取り返せる。
——もし過去の自分に一言伝えることができるとしたら、いつの自分に何を伝えますか。
菊川さん(以下、菊):え!難しいね。笑
だって過去の自分がやってきたことの上に今の自分があるからね。
編:そうですよね。笑
菊:私がメッセージを伝えて、未来が変わったらどうしようとか考えちゃうんだけど…
でも何か教えてあげるとしたら、「もっと失敗を恐れずに飛び込んで!」と伝えます。
編:それはなぜですか?
菊:ついつい臆病だし、恥ずかしいからって引っ込み思案になったりしたけど、高校生なら失敗してもいくらでも取り返すことができたと思うんです。だから失敗することが仕事くらいに思っていればいいんじゃないかな。上手くやろうとか、無難にやろうとかって思わなくていいんです。
特に私が中高一貫で受験勉強をひたすらする高校生活だったから、何でもいいからもっといろいろな経験を自分でしてほしかったなと、小さくてもいいから何かやってみれば良かったと思います。やっぱりレールの上にのって、良いって言われたことだけをやってきたんですよね。
編:確かに、自分も失敗が怖くてなかなかやってみるって出来ないんですよね。ありがとうございました!