【後編】いつかは働くママになりたい! —manmaの家族留学に参加して気付いたこと

2017年3月6日

 
 
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| manmaの家族留学に行ってきました!

 
「将来はぜったいに結婚しないし、お母さんになんてならないぞ。」
高校生のときのわたしは、はっきりとそう決めていました。
 
わたしの母は、専業主婦。
毎日家族の食事をつくり、洗濯をして、暇な時間は韓流ドラマを見ているか、寝ているか…それが、専業主婦のイメージ。
世の中のお母さんたちは、暇でひまでつまらないんだ。
だから私はお母さんになりたくない。一生仕事をバリバリ続けるキャリアウーマンになるんだ。本気でそう思っていたのです。
 
そんな私が、結婚や出産について改めて考えて直すきっかけとなったのが、manmaが主催している「家族留学」への参加でした。
詳細>> 「子育てという将来を考えてみる」
 
 
私は一人娘。
親戚の中でも、一番年下だった私にとって、小さい子と触れ合うなんていままでにない経験でした。
 
「お邪魔します。」
どきどきしながら玄関のドアを開けた瞬間、むちむちした手を差し出しながら、満面の笑みで男の子が駆け寄ってきてくれました。なんだかくすぐったい気持ちになる。(これはずるい、かわいすぎる・・・)
 
素敵な笑顔で迎えてくださった若杉さんは、Amazon Japanで働く、まさに私が憧れていたキャリアウーマン。
その傍ら、しっかり者で勉強熱心なももちゃん(当時年長さん)と人懐っこいひろくん(当時1歳11か月)の2児のお母さんです。
 
友達にも働いているお母さんがいなかった私にとって、はじめての「働くママ」との出会いでした。
 
しばらくして、ももちゃんが帰宅。お友達とそのお姉ちゃんもお家にやってくると、あっという間にお家が賑やかになり、子どもたちがきゃっきゃっと元気に笑う声が響きわたります。そんな楽しそうな子どもたちの姿を見ているだけで、自然と笑顔になれます。
 
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私には近所に友達は1人もおらず、地元の小学校に通う子たちが楽しそうに公園や近所のお家に集まって遊んでいるのが、とってもとってもうらやましかったです。
 
だからこそ、もし私に子どもができたら、こうやって気軽に遊べる友達が近くにいる環境にしてあげたい。そのためには、将来は遊ぶスペースがたくさんあって子どもたちが駆け回れるような広々とした家に住みたいな…なんてことをふと思うのでした。(笑)
 
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夕方になり、ももちゃんのチアダンスの練習へ行かせていただくことに!
このダンスチームは、保育園のお母様たちが立ち上げたそうで、看護師さんや、アパレル会社に勤めている方など、働くお母さんの姿が見受けられました。
 
今日のダンスの先生は、なんだか厳しそう。(楽しそうかな、ちゃんとついていけているかな…。)たくさんのお友達がいる中で、母親になったような気持ちで、エールを送りながらももちゃんを見守ります。
 
お母さんって、やっぱり子どものことがいつでも気になるものなんだなぁ、なんて当たり前のことを、改めて実感。
はっ!だとしたら、私の母も私のことをこんなにも気にかけてくれていたのか。いつもわたしのことに一喜一憂して、はらはらしたりドキドキしたり…。それは、子どもがいくつになっても変わらないものなのかな。ママって私の大ファンなのかも…なんか恥ずかしいや。
 
チアの練習から帰ってからは、すぐに夕食の支度が待っています。ほんとにお母さんには休む暇もないんですね。
途中でお腹が空いたひろくんがご機嫌斜めになってしまい、泣き止まなくなってしまいました。そんなときに、子ども慣れしていない私はどうしていいかわからない。おろおろしていると、最強の助っ人であるお母さんがキッチンから出て来てくださいました。大好きなママが来てくれると、すぐににっこり笑顔に。
 
お母さんは料理をしているときだって、洗濯物を干しているときだって、いつでも子どもたちを気にかけていなければならないのですね。
それって実はすごく大変なことだと思う。やっぱりお母さんの力は偉大なのだな。
 
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今日の夕食はカレーライス!
子どもたちも一緒に食べられるような優しい味がしました。大学生になって外食ばかりの私にとっては、久しぶりの手料理をいただく機会で、みんなでお皿を運んだり、お箸を並べたり・・・その一つひとつが新鮮で、なんだかあったかい気持ちになりました。
 
栄養バランスが考えられていて、あか・あお・みどり…色彩もきれい。元気なももちゃんとひろくんの健康は、お母さんによって支えられていることを実感しました。365日、毎日献立を考えることはそう簡単なことじゃないはずだけれど、当たり前のように日々の食生活を支えてくれている母の存在に感謝したくなりました。
 
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| 仕事と子育てって両立できるんだ・・・!

 
仕事をバリバリこなすためには、結婚や出産はあきらめなくちゃならないんじゃないか。そう思っていたけれど、若杉さんのように育児と仕事を両立する生き方をできることは、私にとって新しい発見でした。
 
もちろん仕事を続けながら、小さな子どもたちを育てていくのは大変なはず。
でも私はどちらも諦めたくないと思います。疲れて帰ってきたあとに、こんなにも可愛い子どもたちの姿があれば、きっと疲れも吹き飛んでしまうはず。
そしてなによりも、かわいい2人の姿をみて「いつかお母さんになりたい」って強くつよく思ったのです。
 
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そしてもう一つ、今回の家族留学を通して一番感じたことがあります。
 
それは、実は自分の母について全く知らないのかもしれないということ。「専業主婦って楽をしているんじゃないか。」そんなことばかり思っていた自分をいまは馬鹿らしく思います。
 
24時間ずっと子どもたちのことを気にかけて、家族のために尽くすことは、そんな簡単なことじゃない。
ここまで何一つ不自由なく生活できていたのは、私が寝ている間に早く起きてご飯を作ってくれて、学校にいる間には洗濯をしてくれる母の存在のおかげだったんだ。
 
思い返すと、私が中学生の時に母が体調不良で入院していた時期がありました。そのときには早起きをして、毎朝お弁当を作っていましたが、我が家の暖房が効いていない台所で料理するのは、本当に大変でした。いつも母が綺麗に作ってくれる卵焼きと同じものを作ろうとしたのに、うまくいかなくって苦戦して学校に遅刻しそうになった思い出もあります。
大好きな母への感謝、憧れの気持ちを再度強く感じることになりました。
 
お母さん、いつもありがとう。
私もいつかは仕事も育児も両立できて、あったかい家庭を築けるお母さんになりたいよ。
 
みなさんもぜひ、「家族留学」に参加してみてください。
きっと自分の中でなんらかの変化を感じられるはずです。
>>manma
 
☞☞「家族留学」をもっと知る
前編:manma立ち上げの原点はAO入試かもしれません。
中編:子育てという将来を考えてみる
 
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ますみ

青春基地事務局スタッフ。現在大学1年生。青春基地のローンチイベントの参加をきっかけに、高校時代は編集部に加入。今も頑張っています!