【留学体験】”天国に一番近い島”ニューカレドニアに行ってみた!

2016年12月26日

こんにちは!青春基地事務局のまっきーです!
皆さんは、どんな高校生活を送っていますか?
僕は高校時代、3か国に短期留学で行ってきました。今回から始まる記事では、中高生の皆さんにその一部をお見せできたらと思っています。
 
第1回目では、僕が高校3年生の時に訪れた「ニューカレドニア」という国を紹介します!
 

「外国語ペラペラ」への期待

 
ニューカレドニアは南太平洋にある島で、言語はフランス語。高校3年生当時の僕にとっては、初めて聞いた未知の島でした。なぜ訪問したのかと良く聞かれますが、フランス語がペラペラになりたかったのが最大の理由でした。高校生の当時、外国語に対する強烈なあこがれが強く「ペラペラになりたい!」と思っていました。そのため、実際に行ってみることで何か変わるのではと思い応募したことから今回の留学は始まりました。
それではニューカレドニアの旅、スタートです!
 

第2外国語から広がった世界

 
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今回の旅の目的は簡単に言うと「交換留学」でした。高校生当時は外国語学科に所属していたので、英語とは別に「第2外国語」としてフランス語を勉強していました。そのため、僕の学校は「コリブリ(日仏高等学校ネットワーク)」という日本とフランスの高校をつなぐ組織に加盟しており、ありがたいことに毎年フランスに留学できる状況があったことから応募してみました。「コリブリ」とは、 日本の学校でフランス語を学んでいる高校生と、フランス語圏の学校で日本語を学んでいる高校生同士の交換留学を行っている団体です。
 

「ニューカレドニア」って、どんな島?

 
そもそもニューカレドニアがどこに位置しているか分からない方も多いと思うので、まずは地図で確認したいと思います。
 
左側に見えるのがオーストラリア、下に見えるのがニュージーランドです。丸で囲んだ地域がニューカレドニアです。周囲にはバヌアツやフィジーがあります。1年を通して暖かく、トロピカルな気候でした。時折スコールが降ったことを覚えています。
 
ニューカレドニアは海と自然がきれいな南国の島です。「天国に一番近い島」という表現をされることもあります。実際に行ってみると、そこはテレビや映画で出てくる南の島のイメージそのままの島でした。
 
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この写真は、休日にホストバディと一緒に行った「カナール島」という島の写真。日本人の観光客も多く、結婚式をする人も多いとか。ここではウォーターバイクやカヌーが楽しめます。長い時間いると日焼けするのでご注意を!僕は日焼けがひどくてアロエベラを塗りました。
 
ニューカレドニアの雰囲気はつかめましたか?次は、僕が訪問した高校について紹介します。
 

日本の高校との違い

 
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まず、授業の開始時間が早い! 7時から授業が始まるのが普通な平日は、遅くとも10時には寝て5時に起きる生活をしていました。その代わり、授業が多い人少ない日があり、僕のバディは午前中授業、午後になると遊びに行くということも可能でした。
また、授業時間ごとに教室が変わることも日本の高校とは違っていました。大学になると教室移動は当たり前になりますが、高校から教室移動することは新鮮でした。
授業は暗記する授業ではなく、「なぜこうなったと思う?」と考えさせる授業が多かったです。
 

部活があるのは日本だけ?

 
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部活についてでは、ニューカレドニアでは基本的にないので地域のスポーツクラブに参加するような形になっていました。僕のバディは空手クラブに参加していて、僕が以前習っていた流派と同じだったこともあり、一緒に参加させてもらいました。
日本の部活と違って、地域の人みんなで運営しているようで、小さな子供から大人までいろいろな年代の人が参加していました。コーチの人が軍隊上がりの人で、みっちりトレーニングしていただき、3週間でムキムキになって帰って来たのはいい思い出です。笑
 
この旅を通して感じたことは「人の温かみと自然の大切さ」でした。フランス語が全く分からず、英語もろくにできない状態で飛び込んだ3週間のニューカレドニア留学でしたが、ホストバディや現地の友人に支えられ、あっという間に時間が過ぎていったことを覚えています。当時泊めてくれたバディとは今も交流を続けており、今年も4月に日本に来てくれました。僕もあっちに行きたいのですが、なかなか訪問する機会がないため、行くことができていません。来年にはもう1度行きたいと考えています。
 
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(名残惜しい帰路の飛行機からの1枚)
 
後日談ですが、この留学を通して知り合った友達と大学1年の春休みにパリで会いました。その話は次回のキュレーションにて。
お楽しみに!

齋藤正幹

通称まっきー。青春基地スタッフ。大学2年生。