自分のルーツから異文化を伝え、価値観を共有する。

2016年7月26日

はいさい!沖縄生まれ沖縄育ちの高校二年生、じゅんやです。
私は中国のハーフとしての沖縄で異文化を伝え価値観を共有する活動をしています。その中で日中関係や様々な問題について考えてきました。今日は僕が活動を通し感じたことをお伝えします。
 
突然ですが中国についてどのようなイメージがありますか?
僕は他人に優しい、フレンドリーといったプラスのイメージが多いです。
しかし多くの方は、悪い国、食品偽装、礼儀がないといったマイナスのイメージが多いです。
このマイナスイメージは多くの中国人を傷つけてきました。僕や兄、母もそのことでつらい思いをしてきました。僕の母は中国人です。母は中国でアパレル関係の工場を建てるべく日本に勉強しに来ました。しかし母は日本に来て差別を受けました。バイト先でも中国人ということで馬鹿にされていたそうです。日本語がわからないときは何とも思わなかったが日本語がわかるにつれて苦しくなったそうです。僕はこの差別をなくしたい、相手のことも知らないのに人種だけで判断されることは間違っています。
 

一方向的なイメージを変えるために、互いに協調する大切さ。

 
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この問題を変えるためには根本的にイメージを変える必要があると思います。
僕が中国に行った時、日本人の僕を沢山の人が歓迎してくれました。出かける先々で優しく声をかけてくれました。まったく悪いイメージを感じませんでした。もちろん悪いところがないとは思いません。しかし中国人に対して真っ先に悪いイメージを持ってほしくありません。誰しも自分の母国について悪いイメージを持ってほしくないと思います。だからこそ中国人のことを馬鹿にされると僕自身が否定されている気がします。言葉に出来ないほどの無力感に押し潰されそうになります。
僕にできることは多くの人に中国のことを知ってもらうために思いを伝えることだと思います。日中の関係を結ぶにはまずは個人間のつながりを築くことから始まると思っています。中国の人と友達となることで相手の国に興味を持つことが一歩につながると思います。
そして僕は中国が日本に合わせるわけでもない。日本が中国に合わせるわけでもない。
一方だけではなく。
『互いに協調する』
中国の文化と日本の文化は違います。違うからこそ不思議に思ったり疑問に思うことがあると思います。その時に一歩下がってみることが大切ではないでしょうか?
 

変えるために踏み出した小さな一歩。

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私は中国のイメージについて考えて貰う活動をしています。
中国の方と交流して実際に自分自身で中国について考えることが大事だと僕は思うます。
僕が目指しているのは日中友好です。そのためにまずは国民同士の相互理解が大切だと僕は思っています。そのためにはまずは交流をしていく事が大切と思い僕は在日の中国人と日本語で交流を可能にすることで言語の壁をなくし一緒に餃子を作ったりすることで仲良くなる子ことで普段聞きにくい事も聞ける環境を作ってきました。
異国の人同士が交わる時に大切にする約束ことがあります。
<自国の常識が他国の常識とは違います。自分の常識を疑ってください>
このことを各自が理解することで他国を尊重しお互いの友好が築けると思ってイベントを企画しています。
他にも様々な場所でプレゼンしたりして中国について興味を持って貰う機会を作っています。
その一環として日本縦断をしてたくさんの人の意見や考えを聞いたりして、自分の思いを伝えています。
 
沖縄や日本にとって中国との関係は切っても切り離せない存在です。特に沖縄は様々事柄に中国が関係してきます。沖縄の観光収入を見てみると外国人観光収入は851億円外国人観光客数の内中国圏は80%を占めています。僕は沖縄に来ているなら最高のサービスを外国人に提供するべきだと思います。そのためにも中国と真の友好関係を築いていくことが大切と思います。
そして僕は日中の関係を結ぶために沖縄から中国の良さを発信していきます。