5ヶ月間の試行錯誤、ようやく原点へ #プロジェクト日記

2017年4月5日

 
 「家に誘惑が多すぎて勉強できない!」
そんな中高生の言葉を、聞いたことがある人は多いと思います。わたし自身、何度も口にしたことがあります。勉強しようと思った時、ついつい携帯開いちゃう、眠くなってきてベッドで寝ちゃう、マンガを読んじゃう、などの経験が一度はあるのではないでしょうか。
 
そんな時、みなさんはどうしますか?
わたしの場合、地元にある図書館の自習スペースで勉強することによって家にある誘惑を断ち切ります。この自習スペースは、携帯使ってたら周りから変な目で見られるし、ベッドもないし、マンガもないので、「家に誘惑が多い!」という勉強に集中できない言い訳ができません。だから、わたしは頻繁に利用しています。
 
 

図書館に入れない事件、発生!

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勉強に集中できない言い訳がなくなって、自分の勉強スタイルを獲得した中学3年生の冬のある日。
図書館に入れないという、わたしにとって衝撃的な事件が起こりました。なぜ入れないかというと、受験シーズンなのでたくさんの人が自習スペースを使っていて満席だったからです。
その日は諦めて、ショッピングモールのフードコートで勉強しましたが、美味しそうな匂いに食欲が湧いて集中できない言い訳ができてしまいました…(笑)
 
次の日、気合いを入れて開館の20分前に図書館に着きましたが、なんと図書館の外に大勢の人が並んでいて、整理券はもう無くなったと言われたのです。また、勉強に集中できない言い訳ができてしまい、困ってしまいました。
 
 

同じ経験をした人がいるはず!

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今現在、地元から離れた高校に通っていますが、中学3年生の時のその経験がずっと心に引っかかっていました。わたしと同じように困っている人がいるかもしれない、と思うと悲しくなります。
だから、わたしは『言い訳なくそうプロジェクト』というマイプロジェクトを生み出しました。「勉強したいけど〇〇のせいで集中できない…」って言い訳している昔のわたしのような人が、言い訳ができないようなスペースを作っていきます。
 
 

迷走した5ヶ月間

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実はこのプロジェクト、この記事を書いている今日考えたものなんです!だから、具体的なことは何も決まっていません。
5ヶ月前、マイプロジェクト 関西カイギに参加した時から、地元で勉強スペースを作りたいと思い続けてきました。しかしなぜ今日まで実行できなかったかというと、ほんとうに必要なものなのかわからないと思っていたからです。
5ヶ月間、それを知るために図書館員にインタビューしたり、初対面の市役所職員の方をカフェに呼び出して需要があるかどうか聞いたり、わたしの友だちにアンケート取ったりしました。その結果、ほとんど全員が「これ以上勉強スペースが欲しいとも欲しくないとも思わない」というようなことを言っていました。
しかし今日、もしかしたらこのプロジェクトはいらないものなのかもしれない…そんなふうに悲しく思いながら5ヶ月間を振り返っていたら、「あれ?自分と似たような人にインタビューしてない!」って気づきました。インタビューした大人も友だちも、みんな私より勉強ができる人たちで、私みたいにあまり勉強ができない人にインタビューしていなかったのです。
 
 

これからやっていくこと

ようやくターゲットが絞れたので、明日からまずは「勉強に集中できない理由(言い訳)」を、自分と似た人にアンケート取っていきます。
そして同時に、自分と似たような人をプロジェクトの仲間として集めていきたいです。
これから、自分自身がどういう人なのか客観的に分析していくことが重要だと感じました。

みやた