代表の石黒です。3月12日(日)、一般社団法人FROM PROJECTが開催した「Good Impact Challenge 2017」にて、ゲストとして登壇させていただきました。
FROM PROJECT、通称ふろぷろは、私たちと同じく鈴木寛研究会発のプロジェクトで、同志のような存在です。東京だけでなく、東北や長野などの地域で、問題解決型学習の高校生向けプログラムを展開しています。
>>http://fromproject.jp/
今回は、この1年間プロジェクトに取り組んできた高校生たちの成果発表の場。そこに、mama squareCEOの藤代聡さんと、クラウドワークスの石山アンジュさんとともに、「チャレンジに隠されたストーリー」を話させていただきました。
セッションで「挑戦することは怖くないですか?」と質問されたのですが、”挑戦するまでは”、わたしもそうでした。
青春基地は9月に立ち上げているのですが、実は春からずっと名前も決めていたのに、自分がつけた「青春基地」という名前を人に伝えることがなぜか強く不安でした。「青春基地」と書かれたノートのページを、初めて人に見せたときに緊張は今も覚えています(笑)
今日も人と話していたのですが、その方が、「新たに始めることが、共感されるかとても不安だった。でも自分が旗をたてると、そこに集まってきてくれたんだよね。」と言っていました。
まさにです。青春基地という旗を立ててから、名前を伝えてからは、どんどん動きが生まれました。知らない人が共感したり、自分のもっていないものが集まってきました。
ちなみに後日、会場の高校生から「今、まさに不安です・・・。」と連絡をもらったのですが、その気持ちは高校生も、大人も関係ないのだと思います。でもぜひ、一人でもいいから、身近な誰かに伝えてみて欲しいと思いました。
長くなりましたが、高校生たちのプロジェクトには、なにか大きな”パワー”がありますよね。高校生たちの成果報告を聞いていると、どんどん楽しくなって、考えはじめてしまう自分がいます(笑)
そして、高校生たちの疑問や課題は、素朴でシンプルだからこそ、いつのまにか解決を諦めていたなあと気づかされたり、はっとする時があります。ふろぷろは、ここに「問題解決」の可能性を見ているのかなあと感じました。
我々も、ぷろぷろやカタリバと共に、プロジェクトに取り組む楽しさに、もっと多くの高校生たちが出会えるよう仕掛けていきたいと思いました!