「こんなはずじゃなかった」は失敗なのか成功なのか。#夢キャンプロジェクト日記

2017年12月5日

 
 

「こんなはずじゃなかった」は失敗なのか成功なのか。

#夢キャンプロジェクト日記
 
 
 9月9日に夢キャンの第二回イベント、たこ焼きパーティーを無事開催することができました!!また夢キャン改革も始まりマイプロがどんどん加速してきましたっ!!

 
 
 

私たち,こんなはずじゃなかったんです。

 
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実は私たち,10人分のたこ焼きの材料で計算していました。笑
 
来てくれたのは二人でしたが,私たちはこの二人が来てくれて本当に本当に嬉しかったです。何より嬉しかったのは前回あまりお話できなかった子が今回来てくれて色々なお話を聞かせてくれたことです。
 
今回のイベントを通して見えてきた私たちの課題は『情報をどれだけ届けられるか』です。
 
私たちは男の子も女の子もみんなでワイワイできる環境を作ろうと今回のイベントを計画しました。目標人数は5人。でも今回はその目標を達成できませんでした。スマホやネットを駆使する、”スマホ世代”と呼ばれる私たち女子高生でも『情報を届ける』ことが非常に難しいということを実感しました。

 
 
 
 

最後までやり遂げてこその居場所づくりプロジェクト

 
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 私たちのプロジェクトの始まりは(雪のように)真っ白でした。でも気がついたら迷いと不安と希望と夢が混ざったマーブルになっていました。正直、プロジェクトを辞めようか迷う時もあります。高校生っていう謎のブランドに、自分たちの目標に、限界を感じることもあります。しかしたくさんの困難に当たって気がつきました。
 
「自分たちは誰かの真似をしているだけなのではないか。」   
 
 夢キャンの方向性について悩みました。なぜ不登校の子は少なくならないのか。私は「既存している制度やイベントが合わない」「制度が子供達まで届いていない」のだと考えました。今までにない新しいカタチの居場所づくりを最後までやり遂げたいと思います。

 
 
 
 

新たな角度の視点。

 
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 夏休み中に沼津から高校生が青春基地の高校生編集部に遊びに来てくれましたっ!!とっても素敵な女の子で青春基地や夢キャンで活動する私たちの様子を学校の記事にしてくれました!新たな視点から見た私たちは普段感じることのできない『成長』を感じた気がしました。
 
 一度立ち止まって新たな視点から物事を見ることで『発見』や『気づき』が生まれ、『次に繋がる』のだと実感できた夏休みの出会いでした。
 
 
 
↓以下高校生の記事本文と記事画像
 
 
【記事本文】
 
This is my vacation!
~未来の自分のために~
 「想定外の未来をつくる!」をコンセプトに、10 代 の学生の企画するプロジェクト、やりたいことを応援する NPO 法人「青春基地」。夏休みを利用してその活動を見学させてもらった。 東京都内に拠点をおく青春基地。フランクすぎるその雰囲気に、第一印象「大丈夫かな。東京まで交通費高かったんだけど…」と正直不安になった。それと同時に私はメンバーと話す間、内心焦りを覚えていた。第一に、自分ってなんだろうと戸惑った。自己紹介として聞かれた「あなたといえば何?」という質問に頭を悩まれた。単純だが、普段考えたことのない不思議な質問でなかなか答えを出せず、私の返答を待つメンバーの視線に冷や汗をかいた。第二に、夏休みに入りだらけていた私は「最近の気になったニュースは?」という質問に身を引き締められた。かろうじて朝のニュース番組で見かけたものを思い出したが、新聞はしっかり読んでおこうと心に決めた。第三に、メンバーがしっかり自分の意見を持ち、それを言葉にできることについて感服した。何かやりたいことはあるかと聞かれて、私は言葉を詰まらせてしまった。メンバーが皆ハイスペックに思え、はきはきと自分の意見を言える、それがかっこいいと思った。
 メンバーが自分たちのプロジェクトについて話し合いを始めるとその思いは一層強まった。「夢を還るキャンパス」これは「居場所が無いと感じる 10 代へ居場所を提供したい」という思いから始まった女子高生二 人組自らが運営するプロジェクトだ。日々理想と現実とのギャップに苦しみながら、企画実行に向けて奮闘 しているそうだ。「同い年くらいの高校生による、一緒に笑顔で夢を語れる、夢を応援できる…そんな居場 所をつくりたい」と二人は語る。「どん底にいても、前を向きたいんだ、夢をかなえたいんだ、きらきらしたいんだ。」その言葉に不覚にも涙を流さずにはいられないのは私の涙腺に問題があるのだろうか?小説の一説に出てきそうな言葉を操り、自分たちの夢に向って精一杯取り組む彼女達は確かにきらきらと輝いていた。
 この体験を通して、同じ高校生でもこんな活動をしている人もいるのかと驚いた。その意欲、好奇心の強さに圧倒された。自分の意見を持ち発信できるあの人たちを羨ましく思った。そして自分の内面について振り返った。メンバーと自分を比較してその違いに目を見張る。話し上手で聞き上手。知識豊富で生きる雑学集。大袈裟だと思われるかもしれないがこれを書いている時分、この体験で得た興奮が冷めやらぬ。それだけ自分にとってタメになる体験をしたのだと心の奥でそう思った。自分を考えるという機会は大切だと思うが、それは意外と難しいことで、この体験は自身を見つめ返すのにちょうどよい機会になったと思う。

 
 
 
【記事画像】
 
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ゆきの

高校3年生です?好きなことは手紙を書くこと。得意なことは人を困らせることです。髪型にこだわりがあります。