代表の石黒です。昨年11月に渋谷ヒカリエにて登壇させていただいた『TWDW2016』(Tokyo Work Design Week)のご縁で、イベントをオーガナイズされていた横山崇さんから、先月出版された著書を献本いただきました！
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10人のインタビューから『これからの僕らの働き方』を伝える本。ヤフー執行役員の村上臣さん、まちの保育園代表の松本理寿輝さん、法律家の水野祐さんなどなど、20代・30代の現役プレイヤーの「今」が詰まっていました。
人の生き方を覗いてみると、確信のなかったことに勇気をもらったり、自分が大切にしたいことが見えてきます。
一番心に残ったのは法律家の水野祐さんによる、「どうやったら、複雑なものを複雑なまま伝えられるか、豊かな世界を豊かなままに伝えることができるのか、ということは常に考えています。」という言葉でした。
法律という特にアーキテクチャが固さのなかで、法律の世界の言語や文脈に合わせて、アートについて語るとき、それを分かりやすくしなくてはならない、その時の「暴力性」みたいなものに、自覚的でありたいという言葉はとても美しいなあと思いました。
感想を書き始めると止まらなくなりそうですが、一人一人の仕事を超えて、その根底にある価値観や美しさに触れたとき、溢れてくるものがあります。個人的には、インタビューの魅力を感じる本でした。
それは、掲載されている10人が自由に、好き勝手に生きているからこそだと思います。働くことと、生きることが繋がって、価値観について問い続けたことの体現が、10人の「働き方」なのだと思いました。
ちなみに20代・東京在住の私にとっては、このインタビューに「今」を感じたのですが、ほかの世代や地域のみなさんはどう感じるのでしょうか。その違いを聞いてみたいと思いました！
横山さん、素敵な本を献本いただきありがとうございました。
